2007/6/19 火曜日

初夏の雪(札幌)

所用で札幌に行ってきました(6月15日)。

駅舎を出ると白い綿毛がたくさん飛んでいます。駅の周りだけでなく、町中に綿毛が舞っています。降り注ぐ太陽の光にキラキラと輝きながら、ふわふわと漂っています。手でつかもうとすると、するりと逃げてしまいます。

しかし、これだけの量の綿毛が飛んでいるにもかかわらず、通行人の目にはとまっていないようです。ホテルのフロントで聞くと「さあ、何でしょうねぇ?」、タクシーの運転手に訪ねても「あまり気になりませんね」と素っ気ない返事が……。
地元の人に、「これなんですか」と現物を指さして訪ねても、「タンポポの種じゃないんですか?」「白樺か何かの綿毛でしょう」という具合で、誰も知らない様子。。。。

翌日、北大のポプラ並木で、その答えを発見しました。ポプラの木から一面に綿毛が飛び立っていました。風に飛んでいくさまは、雪が舞っているようです。

写真01
北大のポプラ並木
風に舞うポプラの綿毛(クリックで拡大)

手入れをする職人さんの話では、毎年ちょうど今頃の季節に、種がはじけて飛ぶそうです。「私らは『春の雪』と呼んでいます」と言っていました。
春というには暖かすぎるので、タイトルを「初夏の雪」としました。

写真02
折れたポプラの枝が落ちていた
木が柔らかいので枝がすぐに折れてしまう。
これが「初夏の雪」の正体だ。

写真03
北海道新聞2007/06/16夕刊
当日の北海道新聞の夕刊には、旭川の様子が載っていた

Webで、こんな記事も見つけました。
『ポプラの綿毛で健康被害増加。中国の「黄砂対策」裏目に』
http://yuki-noshirosa.iza.ne.jp/blog/entry/165268/

そういえば、上に書いた植木職人さんも「花粉症になりますよ」と言っていました。
柳絮(りゅうじょ)は、「柳」ではなく「ポプラ」の綿毛なんでしょうか。……と思って調べたら、ポプラは「ヤナギ科ハコヤナギ属(Populus)の植物の総称」となっています。
ちなみに、木が柔らかいので楊枝に加工するそうです。これも一種の柳楊枝なんですね。

『ポプラ』(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%97%E3%83%A9

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